今朝も粉雪が舞う3日目の朝。昨日のスノーシューや雪遊びで疲れたのか、夜はぐっすり眠れたようで、起床時刻が近づいてもコテージ周辺はとても静かです。
あっという間に最終日を迎えました。久慈でみんな一緒に朝を迎えるのはこの日が初めて。外で体操や礼拝をする予定でしたが、雪や風が強まってきたため室内で行いました。
その後、平庭山荘での最後の食事をいただきます。おいしい食事を準備して下さったスタッフの方々にお礼のご挨拶。
食事の後は、グループに分かれ、ふり返りの時間を持ちました。班長さんが代表して発表しました。どのグループも、冬の久慈でしか経験できないたくさんのことを体験できたことがとてもうれしく、感謝の言葉もたくさん聞かれました。
「三日間、いや四日間…」と発表を始めるグループがあったことも印象的です。新幹線のトラブルのため久慈での生活は一日短くなってしまいましたが、その三日間を満喫しただけでなく、東京駅で長い時間を過ごした一日目の時間を含めて、今回の自然学校の時間として受け止められたようです。
今回の自然学校は、宿泊した平庭山荘の皆さんや民泊でお世話になったホストファミリーの皆さんに大変お世話になりました。それだけでなく、事前準備や手配をしてくださった久慈市役所の皆さん、久慈市ふるさと体験学習協会の皆さんは、期間中平庭山荘に宿泊していただき、自然学校がスムーズに進行するようにご尽力いただきました。
閉校式では、このことに心から感謝し、お礼のご挨拶をしました。本当にありがとうございました。
「もう少しここにいたいな」、名残惜しい気持ちを胸に、平庭高原を出発し帰路につきます。久慈での生活を満喫し、疲れもたまっているのか、帰りのバスや新幹線ではほとんどの子どもたちが眠っており、沈黙の車内でした。
途中道路渋滞があり、予定より少し遅れて横須賀学院に到着。中庭で解散式を行いました。まだ久慈で過ごしたい、と思っていた子どもたちも、ご家族に迎えられ、とても穏やかな表情です。とても充実した三日間、いや四日間を過ごすことができました。次は、秋に再び久慈を訪問する予定です。雪の時期とはまた違った経験や出会いがたくさんできる事でしょう。いまから秋がとても楽しみですね。