Travel Teddy Project
3年生から始まる国際交流学習のスタートとなるのが、Travel Teddy Projectへの参加です。毎年3年生のクラスには、転入学生としてクマのぬいぐるみがやってきます。そのぬいぐるみをクラスの代表として、交流する海外の相手校に送り、相手校からも迎え入れます。迎え入れたぬいぐるみの留学生と一緒に学校生活を送り、順番に家に連れ帰ってホームステイ。その様子や経験を留学生であるぬいぐるみの目線で日記に書きます。数ヶ月の留学期間が終わると、お互いのぬいぐるみを相手校に送り返します。ぬいぐるみと一緒に日記や様々な贈り物が送られてきて、子どもたちはそれを見たり読んだりしながら、相手の国や学校の様子を知り、友だちの存在をより身近に感じるようになります。
相手との違いを知ることは、国際交流の中でとても大切です。違いを認め合い、さまざまな国や地域に友だちができ、お互いを思い合うことができるようになると、もっと思いを伝えたい、その手段として言語を学ぶ意欲が高まります。この高まりが、次の交流へと繋がっていくのです。