5年生 自然学校2日目

2日目の朝は、雲の切れ間から見える青空の下での礼拝からスタート。子どもたちは元気に「岩手牛体操」で体を動かし、爽やかな空気をいっぱいに吸い込みました。午前中は、国内でも有数の長さを誇る「内間木洞」へ探検に出発。ヘルメットをかぶっていざ洞窟の中へ。気温6度のひんやりとした鍾乳洞には、長い年月をかけて自然が作り出した神秘的な景色が広がっており、子どもたちは驚きの連続でした。途中、洞窟に生息するコウモリやエビなどの生き物とも出会い、完全な暗闇の中で水の音に耳を澄ます体験も。また一つ、自然の不思議と尊さに触れる貴重な時間となりました。



昼食はご当地グルメのメンチカツバーガー。ボリューム満点の味に大満足。そして午後はいよいよ、子どもたちが心待ちにしていた民泊体験へ。バスの中では「早く会いたい」「皆さんお元気かな」とドキドキワクワクが止まりません。到着して民家の方々の顔を見た瞬間、子どもたちの顔に笑顔があふれます。「ただいま!」と挨拶する子どもたち。その声に「おかえり」と優しく迎えてくださった民家の皆さん。今日から一晩、子どもたちは岩手の家族の一員として、それぞれの家で特別な時間を過ごします。普段とは違う暮らしの中で、地域の知恵やあたたかさを全身で感じる、かけがえのない体験が始まりました。

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