3年生 カイコを育てる

横須賀学院小学校では、実体験を通じた学びを大切にしており、理科の生き物の学習においても、できるだけ多くの植物や動物に接する機会をつくっています。
3年生ではカイコを育てます。
一人に10匹程度卵の状態から配り、「一つの大事な命」ということを最初に伝えて、各自で責任をもって育てるようにしています。
また、育てながら、カイコはいったいどういう生き物であるのか、どのように育てれば、健康に大きくなっていくのかなど、その都度学びながら進めています。
最初は育てることに後ろ向きな子や興味がなさそうな子もいましたが、カイコが成長するごとに徐々に一生懸命世話をしようとする子が増え、今ではどの子も授業の時に観察するときには集中してカイコの様子を見るようになったり、いろいろな発見を教えてくれたり、カイコの育て方に関して積極的に相談してきたりと、育てているカイコへの愛情が育っていることを感じています。

そろそろ繭になるカイコも出てきました。子ども達は、毎日カイコが繭になることを楽しみにしながら、一生懸命カイコを育てています。

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