今年度は、4~6年生が特別活動として月2回の子ども大学院の授業を行ってきました。「新アート」「ハンドメイド」「DIY」「スポーツ」「音楽」の5つの講座に分かれて、子どもたち自身が、自分の取り組みたい課題に主体的に取り組む時間です。この日は全校の前で、一年間の学びを発表しました。
ハンドメイドでは、料理や裁縫など、自分で材料を準備して片付けるところまで、教師の手伝いなく子どもたち自身で進める力が付いたようです。失敗したら、次はどうしたらいいのか?まで考えて二回目の挑戦をしている子どもたちの姿もありました。




新アートでは、イラストや木工、アニメーションなどそれぞれの興味のある分野での作品作りに取り組みました。一人一人が日常的に授業で活用しているタブレットを使っての作品作りに関心のある児童が多く、ICT機器の活用能力の高さにも驚かされました。



スポーツではドッジボールを中心にスポーツを楽しみながら、最終的には「新しいドッジボール」のルール作りと実践に取り組みました。その名も「戦国ドッジボール」。将軍、騎馬、兵隊、爆弾など、役割を持ちながら、外野の無い新しいドッジボールです。


DIYでは、去年作っていた小屋作りの続きで「2階をつくる」「家具をつくる」など、いくつかのグループに分かれて作業に取り組みました。工具を使って、木材で梯子や看板、棚などのパーツを作りました。残念ながら、今年の子ども大学院の期間では2階を完成させるところまではいきませんでしたが、子どもたちの力で大きなものを形作る体験は、貴重な時間になったことでしょう。


音楽では、前期は合奏、後期はリコーダーに取り組みました。ステージでは4種類のリコーダーで4曲の演奏を発表してくれました。先生も一緒に演奏し、音楽をたっぷり味わい、楽しんだ様子が伝わってきました。
