パイプオルガンのこと~2年前と今日の大チャペル~

現在大チャペルにあるパイプオルガンは、横須賀学院創立70周年記念事業として奉献されました。
2年前の2022年9月29日(木)にその建造が始まりました。次の日曜(9/29)でちょうど2年となります。
最初の写真は、建造1日目(足場設置)の大チャペルです。二ヶ月後の11月28日(2022年)に完成し、12月5日に学内関係者にて奉献式が行われました。今は日々の礼拝、式典でゆたかに用いられています。パイプオルガンの映っている写真は本日のものです。

建造の様子、奉献式、お披露目演奏会について、以下をどうぞご覧ください。
【パイプオルガン】
◆建造の様子 はこちらより。
◆奉献式(2022/12/5) の様子はこちらより。実際の演奏をお聴きいただけます。
◆お披露目演奏会(2023/1/21) の様子はこちらより。実際の演奏をお聴きいただけます。

大チャペルのこと、パイプオルガン建造前のパーツ等が届いた頃の様子をご紹介します。

大チャペル(チャペル棟)は、2010年、学院創立60周年記念事業として献堂されました。大チャペルはパイプオルガンを将来設置するスペースをとり設計されました。

その大チャペルに70周年記念事業として2020年6月にパイプオルガンが奉献されることになり、2020年3月下旬にはオルガン設置にむけての壁面工事が行われました。4月にはオルガンのパーツの多くが、カール・シュッケ・ベルリン・オルガン製作所(ドイツ)の工房から大きなコンテナ車で運ばれ、それぞれチャペル内の仮置き場に置かれました。コンテナ車から運び出しているのは「コンソール」(鍵盤やストップのある演奏スペース)と呼ばれるものです。パイプが自重でつぶれないように立てて保管する作業もありました。大人数の方が、時間をかけ慎重に運んでくださいました。その頃、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行しており、ドイツからカール・シュッケ社の職人さんをお迎えできず、オルガンを建造することができませんでした。パーツも大チャペル内等で保管され、チャペル礼拝の時にも、写真のように置かれていました。チャペル礼拝の写真は、2021年6月、創立を記念するキリスト教教育週間での特別礼拝(中学校)のものです。
約2年半遅れての建造、奉献となりました。

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