9月10日より13日まで、5年生は自然学校に出かけます。4日目、最終日の今日は神奈川へ帰ります。たくさんの体験と挑戦、発見と出会い。そこで生まれるよろこびと感動、そして感謝の気持ち。はぐくまれる絆。
今回は、四日間共に天候に恵まれました。今朝も高原らしい清々しい陽気です。吹きそよぐ風は少しひんやりとして、秋の訪れが近いことが感じられます。
心地よい空気に囲まれて礼拝をおささげした後、朝食に向かいます。
さすが5年生。荷物の支度やコテージの片付けをてきぱきと済ませ、センターハウスへと戻ります。
グループに分かれ、四日間をふり返りました。一人ひとり、印象に残ったことや楽しかったことが異なり、話し合う中でいろいろな思い出がよみがえります。それらをまとめて発表しました。
最後に、このプログラムを準備してくださった久慈の皆さまにお礼のご挨拶。「今度は大きくなってもう一度久慈を訪ねてください。そしてぜひ、民泊先を再び訪ねてください。」という言葉に、将来の再会の様子を想像した子どもたちが多かったようです。
いよいよ宿泊した平庭山荘を出発します。冬の雪景色の記憶に、夏の高原の景色を重ね、名残り惜しい気持ちの中、平庭高原をあとにします。
帰りもいわて沼宮内駅からはやぶさ号に乗って、上野駅へ向かいます。ホームで新幹線を待っていると、反対側をものすごいスピードで通過する新幹線がやってきてびっくり。わたしたちの乗る新幹線も、あんなスピードで走るんだね。
予定より少し遅れましたが、無事横須賀学院小学校へ到着。中庭で解散式を行いました。お家の方に迎えられ、いつもの学校の景色を目にして、なんだかほっとした表情。きっと、お家に帰っての土産話に花が咲いていることでしょう。
夏休み前から準備をすすめてきた自然学校。今回の自然学校は、宿泊先である「平庭山荘」のみなさまをはじめ、1月に引き続き民泊体験にご協力くださったご家庭のみなさま、企画運営してくださった「久慈市ふるさと体験学習協会」のみなさま、そして久慈市役所のみなさまのご準備とご協力により、予定したプログラムをすべて無事に実施することができました。子どもたちにとって、かけがえのない素晴らしい経験となりました。心より御礼申し上げます。