9月10日より13日まで、5年生は自然学校に出かけます。今年度より5年生は、4年次冬にお世話になった平庭高原に再訪し、民泊や自然体験を通して横須賀での生活との違いを体感します。
岩手へは東北新幹線はやぶさであっという間です。お弁当を食べたり車窓に広がる田園風景を眺めているうちに、いわて沼宮内駅に到着。ここからバスで平庭高原を目指します。
9ヶ月ぶりに戻ってきた平庭高原の様子は、1月の時とはまるで違ってみんなびっくり。「雪に覆われて見えなかったけどこんなだったんだ!」とか、「コテージの前は雪の壁のような道を通っていたはずなのに、こんなに広い広場だったんだ!」などなど、驚くことばかりです。
開校式では、久しぶりにお目にかかる久慈の皆さまにご挨拶。四日間、よろしくお願いします!
まだ外は明るいです。早速トレッキングに出かけます。「隊長」のレクチャーを受けながら、森の中をゆっくりと歩いていきます。
31万本を超える日本一の白樺林の中を、おいしい空気を感じながら進みます。実は白樺は標高7~800mくらいのところに育つのだそうで、他にもダケカンバやブナ、アカマツ、ヤマナシなど色々な種類の木々が生えていることが分かりました。
やがて、視界が開けてきます。そこは富士見平。今日はあいにく見えませんでしたが、視界が良いと西に岩手山(南部富士)、東は太平洋の水平線まで見えるのだそうです。
トレッキングを終えると、あたりは夕焼け空となり、だんだん暗くなってきます。とても涼しい風が心地良く、毎日暑い中で過ごしていることが信じられないような陽気です。秋の虫の音が聞こえ、静かな1日目の夜を迎えています。
明日は、午後から民泊に出かけます。9か月前にお世話になったご家庭の皆さまとの、久々の再会が楽しみです。