【5年社会】林業を通して学ぶ

5年生の社会科では森林の働きや林業について学習しますが、横須賀では林業がほとんど行われていないため、子どもたちにとってイメージしにくい学習内容です。そこで本校では、林業が盛んな地域である静岡県天竜市で林業に従事しておられる(株)フォレストテクニックの吉良達さんにお願いして、毎年特別授業をしていただいています。

なかなか見ることのない、とても大きなトラックに、前日森から伐採してきたばかりの大きな丸太や、樹齢100年を超える切り株など、私たちが普段目にすることのない形になる前の木材を載せて、早朝に浜松を出発して横須賀まで来てくださいました。

最初は教室で、林業の「今」と「昔」について、道具や機械の違い、運搬方法の違いなどを、写真を見せていただきながら学びました。林業に従事する方々の数が年々少なくなってしまっているものの、機械の発展で国内自給率は向上していると教えていただきました。林業と聞くと大きなのこぎりで太い木を切る力仕事のようなイメージを持つ子どもたちが多かったのですが、実際にお仕事で使っている機械の操作や運転技術などには最新のテクノロジーが使われていて、小学生やこれからの学生生活での学びは、必ず将来の自分や社会の力につながっているというメッセージもいただきました。

午後は、実際に大きな丸太を倒木するデモンストレーションや、道具の違いによる作業スピードも体感させてもらったり、切ったばかりの木の切り口がしっとりとした触り心地や、木のいい香りに包まれながら、農業の技術や、木の知識を学ぶ時間となりました。林業から、世界や日本、歴史まで広くつながるお話をたくさん聞かせてくださり、実物にも触れることができ、「林業」を通して子どもたちの新しい世界と出会う一日となりました。

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